法人向けデビットカードのメリットとその条件
会社における事務用品などの経費については、一旦購入したものの代金を月末にまとめて支払う、法人向けのクレジットカードが用いられます。しかし、新規に会社を立ち上げた時や会社の利益が赤字の場合など、手元資金が足りないケースにおいては、クレジットカードでの支払いにおいて預金不足になることが予想されます。多くの銀行で発行でき、かつ経費支払いにも利用できるデビットカードを使うことにより、日々の活動に伴う経費の節約が期待できます。決済に使われる法人向け口座を持っているといった条件を満たし、かつ審査を通過することで法人向けデビットカードを利用することができます。後は、法人向け口座に一定額の預金が入っていることが確認され次第、デビットカードでの決済が可能となります。
法人口座を持っていることが重要
法人向けデビットカードを利用するために、必須となる法人向け口座開設においては、必要な書類を用意した上で、様々な内容の審査を通過する必要があります。登記簿謄本や印鑑証明書など、会社の実態が確認できる書類を金融機関に提出し、資本金等に関する審査を受けます。審査の中で重要視される項目のうち、資本金については、概ね50万円以上の金額を提示することで通過しやすくなります。しかし、口座開設において最も注意する点としては、住所と電話番号があります。住所についてはバーチャルオフィスではなくレンタルオフィスがある場所を登録し、電話番号もなるべく固定電話で登録することをおすすめします。法人向けの口座を所有するといったハードルをクリアすることで、デビットカード向けの審査についても、簡単な審査で通過できます。
法人 デビットカードは、支払い後すぐに料金が銀行口座から引き落とされるカードであり、現金と同じ感覚で使用できます。